朱雀さまって、美形でビジュアル的に結構、好みなんだけど、あの言葉遺いなんとかならんのかなあ(苦笑)。
ひとりごとでもああいうしゃべり方してるから、あれで素なんだと思うんだけど、なんか台詞だけひろうとメチャメチャ笑えるのよ。困ったことに。
「殺戮のプレリュードに少女の鮮血のワインを開けよう」とか、「逃げ場のない絶望だけが待つ砂の砦だ」とか、とにかくおおげさな比喩が多いのよね。やられる時でさえ「かつてない力がくる!!」とか言ってるし……。
幽遊キャラの中で、こういうしゃべり方をする人は、他にはいない(美しい魔闘家・鈴木なら言うかも)。そこらへんで、かなり貴重なキャラクター(かな?)。
朱雀さまってさ、ムルグをかなり大事にしてたような感じがする。
他の四聖獣の仲間は、ただ利用してただけって感じだったけど、ムルグだけはちゃんとかわいがってたようだったし、ムルグも朱雀さまに敬意をはらいながらも、かなり態度がなれなれしかった(朱雀さまが霊界に捕らわれた後、ムルグはどうなったんだろうなあ)。
だいたい、ほとんど戦闘能力を持たないらしいのに、朱雀さまのそばにいられたってあたりを見ても、ムルグは特別扱いだな(偵察能力は持ってたらしいけど)。
私、朱雀さまには「カゴの中の鳥」というイメージを持っている。
あくまでも「カゴの中」。きっと、外の世界(てか魔界)では生き延びていけるほど強くはないってことをまったく知らなかったんだろうなあ。
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